炎天下で働く農家さんに
ひんやりレスキューをお届け

観測史上最短の梅雨明け宣言となった6月末の猛暑日、共同開発メンバーである埼玉県深谷市の農家さん、尾島弘一さん(69歳)の畑を訪ねました。

さつまいも・じゃがいもを中心に、ピーマン、ナス、キャベツ、小麦などの農作物を生産する尾島さん。しっかり手間をかけることで、農薬等の使用を減らす人と自然にやさしい農法に取り組んでいます。

「農作業は夏が一番大変！」と話す尾島さん。夏は朝4時半に農作業スタート。日が昇る前に収穫し、袋詰め作業をしてスーパーに出荷します。昼食と休憩を済ませたら、午後13時半〜夕方まで、太陽がジリジリ照りつける畑に出て農作業に精を出します。

「そりゃ暑いけど、いい作物は手をかけないと作れないから。草刈りをしたり、土を耕したり…やることは山ほどある。農家は、暑いからって休んでいられないんです」

これまで夏は「水分補給・帽子・長袖」で乗り切ってきましたが、昨年からは作業着の下にフリーズテックを着て、「だいぶ涼しくなったよ〜」と尾島さん。次なる冷感アイテムを期待して、今回の共同開発にも積極的に協力してくれました！

農家の皆さんのおかげで、ようやく完成した「冷感ヘッドキャップ」。その完成品第１号を尾島さんに試着してもらいます！

頭が冷えると、全身が快適になる！
「冷感ヘッドキャップ」リアル体感

炎天下での農作業で汗びっしょりの尾島さんに、フリーズテックの「冷感ヘッドキャップ」を試着してもらいました。

「おおっ、涼しい！！」
早くもうれしい反応が返ってきました！

「頭と首もとが一気に冷えるね！　見た目は暑そうかもしれないけど、内側はすごくひんやりしているよ！」
尾島さんによれば、暑さ対策で一番大事なのは「首もと」だそうです。

「リンパや血管が集まる首の温度調節をするのが一番いい。
でも、冷感タオルや濡れタオルはすぐ温まっちゃう。
この冷感ヘッドキャップは、風が吹くたびに冷たさが復活してくれるね！　ああ、気持ちいい！」

冷感が持続する理由は〈汗と風の力〉！　汗（水分）をかくたび、生地温度が下がって冷感が生まれ、さらに風を受けることで冷感がますます高まるのが、フリーズテックの氷撃冷感プリント技術なのです。

首ガード部分は、顔まわり、首の動作の邪魔にならないよう形状にとくに工夫したところ。尾島さんも「動きやすいよ」と太鼓判を押してくれました。

尾島さんの場合、直射日光がまぶしい畑作業ではヘッドキャップに帽子をかぶり、納屋での袋詰め作業はヘッドキャップだけ、とシーンに応じて調整したいとのこと。

「理想的な帽子のツバは、場所や作業内容によって違うから、自分の帽子と組み合わせられるのがいい。
額に汗止めパットも入っているから汗も目に入らないし、夏の作業がぐっとラクになるね」

毎日使いたい！と喜んでくれた尾島さん。「小学生の孫にもフリーズテックのウェアを使わせてあげたいなぁ」とも言っていただけて、評価はバッチリでした！

暑い夏に頑張る人を支援する
ヒートレスキュープロジェクトの挑戦

フリーズテックは、暑い中働く方や、スポーツをする方のために誕生したウエアです。さらに「日本を支える第一次産業である農業での辛い暑さを快適にしたい！」という思いで、今回は農家さんとの共同開発プロジェクトをスタートしました。

深谷市の農家さんからじかにお悩みを聞き、実際に農作業の現場に足を運ばせていただいたことで、研究やデザインの場からは見えてこない発見や学びがたくさんありました。

深谷の農家さん、深谷市役所の皆さんの全面協力で誕生した「冷感ヘッドキャップ タレ付きロング」は、全国の農家さんはもちろん、幅広いワーカーの方々にも使っていただける自信作となりました！

水分補給や塩分摂取、休憩など暑さ対策はさまざまありますが、私たちヒートレスキュープロジェクトでは「着るもの」に着目し、日本の暑さ対策を進化させたいと考えています。

暑さにお悩みの業界やワーカーの方々
ぜひ私たちヒートレスキュープロジェクトにご相談ください。これからも、さまざまな団体や業界の方々と、日本の酷暑を安全・安心に乗り切るプロジェクトに挑戦していきます。