HEAT RESCUE

夏の暑さ対策スポーツラボ

肉体×頭脳で戦うアメフト部「東京大学WARRIORS」
フリーズテックで夏の暑さに打ち勝てるか!?

フリーズテックを着て冷感実験に挑戦するのは「東京大学WARRIORS」の選手の皆さん。データを活用した戦略で日本一を目指すアメリカンフットボールチームです。その効果を科学的に検証するのは、UTSSI(東京大学スポーツ先端科学連携研究機構)の佐々木一茂准教授。運動・スポーツの効果や可能性を究明する日本を代表するスポーツ科学研究機関です。
最高レベルの肉体と頭脳で挑むフリーズテックの冷感実験。その結果はいかに!?


いざ!フリーズテックで実験に挑戦!

夏が本格化しつつある練習日、届けられたフリーズテックを着てみる選手たち。ひんやりとした着心地に「おー」と歓声が湧き上がります。
公平を期して一般的な接触冷感機能インナーと着比べたうえで、フリーズテックの着用体感をアンケートで答えていただきました。

佐々木准教授

佐々木准教授

過酷になる日本の夏の暑さ。暑さ対策もスポーツ選手のマネジメントの重要な一角になっています。今回は、クーリングウエア・ギア「フリーズテック」と一般的な接触冷感機能インナーはどう違うのか? 本当に涼しさは持続するのか? 選手たちへのアンケートで検証したいと思います!

練習前の着心地

※ 対象:フリーズテックと一般的な接触冷感機能インナーの両方を着用した部員30名

【 ひんやりする 】

  • フリーズテックの方がひんやりする
  • 一般的な接触冷感機能インナーの方がひんやりする
  • 違いがない/わからない

【 サラサラする 】

  • フリーズテックの方がサラサラする
  • 一般的な接触冷感機能インナーの方がサラサラする
  • 違いがない/わからない

【 着やすい 】

  • フリーズテックの方が着やすい
  • 一般的な接触冷感機能インナーの方が着やすい
  • 違いがない/わからない
佐々木准教授

フリーズテックは一般的な接触冷感機能インナーよりも伸縮性が高く、〈着やすい〉という回答が際立っていました。〈サラサラする〉〈ひんやりする〉も多いですね!
ただし、「違いがわからない」という回答も見られますね。着たばかり(汗をかく前)だと「氷撃」の冷たさはまだ感じられないのでしょうか? 練習中・後の結果にも注目ですね。

接触冷感ウエアやスポーツウエア選びで、ネックとなるのが「重さ」や「圧迫感」です。
フリーズテックは、一般的な接触冷感機能インナーを比べてどうでしょうか?

【 重たい 】

  • フリーズテックの方が重たい
  • 一般的な接触冷感機能インナーの方が重たい
  • 違いがない/わからない

【 圧迫感がある 】

  • フリーズテックの方が圧迫感がある
  • 一般的な接触冷感機能インナーの方が圧迫感がある
  • 違いがない/わからない
佐々木准教授

体をよく動かすスポーツでは、ウエアの着心地の軽さ、圧迫感の少なさも重要です。
〈重たい〉〈圧迫感がある〉を聞いた質問では、フリーズテックの着心地が軽く、圧迫感が少ないことが浮き彫りになりました!

従来の接触冷感ウエアは「涼しいのは最初だけで、着ているうちに生地が温まってくる」という課題がありました。
その課題を解決するべく、フリーズテックでは、肌に直接ふれる裏地にエリスリトール、キシリトールを含有した特殊な<氷撃冷感プリント>を施しました。このプリント生地が汗を吸収すると、熱を吸収して生地温度が下がり冷感をグッと高めます。さらに風を受けることにより、水分の蒸発ととともに冷感をさらに強く感じる<氷撃体験>がおとずれるのです。

つまり、フリーズテックが本領を発揮するのは「汗をかいてから」なのです!
練習中や練習後の冷感はどうでしょうか?

練習中および練習後の感覚

【 緩い 】

  • フリーズテックの方が緩い
  • 一般的な接触冷感機能インナーの方が緩い
  • 違いがない/わからない

【 動きやすい 】

  • フリーズテックの方が動きやすい
  • 一般的な接触冷感機能インナーの方が動きやすい
  • 違いがない/わからない

【 涼しい 】

  • フリーズテックの方が涼しい
  • 一般的な接触冷感機能インナーの方が涼しい
  • 違いがない/わからない

【 軽い 】

  • フリーズテックの方が軽い
  • 一般的な接触冷感機能インナーの方が軽い
  • 違いがない/わからない
佐々木准教授

フリーズテックの動きやすさは、練習中しっかり汗をかいてからも持続したようです。
〈涼しい〉に関しては、一般的な接触冷感機能インナーと比べて差が認められ、フリーズテックの「暑さを和らげる」効果は確かに感じられたようです。アメリカンフットボールのように防具をつけて激しく動くスポーツは、暑さとの戦いは不可避です。夏場はフリーズテックを着てプレイに臨むといいかもしれません!

体がヒートアップして汗が噴き出す練習中や練習後も、フリーズテックは冷感がしっかり持続します。その理由は、フリーズテックの特殊プリント加工が「汗の冷却効果を最大化する」機能をフル発揮するからです。つまり、汗をかけばかくほど風を受けた瞬間、<氷撃>の涼しさに包まれるのです!

東京大学WARRIORS
選手たちの声

「速乾性についてはかなり優れていると感じました」
「汗が乾いた後のベタつきもなく着心地が良かったです」
「汗を吸収してくれるのは良かった」
「止まっているときに風が吹くと涼しかった」

まとめ

フリーズテックの特徴や効果が様々に明らかとなった「東京大学WARRIORS×UTSSI」の冷感実験。ますます暑くなるニッポンの夏、選手の皆さんにはフリーズテックでますます活躍してほしいですね。
フリーズテックは、スポーツを夢中で頑張るすべての人を応援します!

佐々木准教授

当初、アンケートでは明確な違いは出てこないと思っていましたが、フリーズテックの効果がきちんと数字で表れたことに驚きました。
今回の実験は、暑さが本格化する前の梅雨シーズンに、また屋外での練習とはいえ日射のない時間帯に行われました。真夏となれば、フリーズテックの冷感効果はさらに高まるのではと期待しています。

【アンケートの実施期間】2021年6月22~24日

【回答者の情報】
東京大学運動会アメリカンフットボール部WARRIORSの部員 40名(のべ回答者数70名)

【分析方法】
各設問の回答はリッカート尺度(7段階または5段階)で構成。着用したインナーウエア(フリーズテックまたは一般的な接触冷感機能インナー)ごとに回答を数値化し(全く当てはまらない=1、当てはまらない=2、やや当てはまらない=3、どちらとも言えない=4、やや当てはまる=5、当てはまる=6、とても当てはまる=7)、その平均と標準偏差を計算した。
(当記事では、2つのインナーウエアをともに着用した30名を対象として、統計学的に有意な差が認められた項目についてのみ、結果を簡易的に円グラフで掲載した)

【着用当日の気候条件/対象】
※参加者計70名を37名と33名の2グループに分け、A,Bとする
2021年6月22日(火) 18:00時点 23.7℃ 湿度71% 風速4.2m/s
2021年6月24日(木) 18:00時点 24.5℃ 湿度64% 風速4.9m/s
(気象データは東京・新宿区)

グループA:
6月22日(火) フリーズテックを着用
6月24日(木) 一般的な接触冷感機能インナーを着用

グループB:
6月24日(木) フリーズテックを着用
6月22日(火) 一般的な接触冷感機能インナーを着用

佐々木一茂さん

東京大学 大学院総合文化研究科/スポーツ先端科学連携研究機構 准教授
佐々木一茂

2007年3月東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)。東京大学大学院総合文化研究科・助教、日本女子大学家政学部・講師、同・准教授を経て、2019年4月より現職。専門は運動生理学、特に筋力トレーニングの効果とそのメカニズム、筋肉の特性と運動能力の関係について研究している。最近はトレーニングやパフォーマンスアップに役立つ各種ツール(スポーツウエアやセンサなど)の効果検証にも取り組んでいる。