HEAT RESCUE

WORK

農家さんと共同開発レポートvol.1

深谷市の農業が今、アツい!
農家さんを酷暑からレスキューしよう

協力:深谷市役所、深谷市農家さん

農家さんの声を生かした
夏の農作業ウェア、共同開発へ

深谷ねぎで有名な埼玉県深谷市ですが、じつはその他の野菜や花の生産もされており、県内1位、全国20位を誇る農業王国。*1
最近では、農業に製造・ITを融合させた「アグリテック集積都市」を宣言し、〈新たな農業の発信地〉として熱い注目を集めています。

今、深谷市がアツい!理由は、それだけではありません。全国1位の暑さを記録した熊谷市*2の隣に位置し、深谷市もまた埼玉屈指、いや全国有数の「暑いまち」でもあるのです!

アツい深谷、だからできることがある! とヒートレスキュープロジェクトとの連携が始まったのが2021年。氷撃の冷感ウエア「フリーズテック」を農家さんにご提案し、夏の暑さ対策に役立てていただきました。

フリーズテックは、最新テクノロジーと人体の機能を活用した冷感ウェア。汗をかくほど驚くほど冷える氷撃体験のウェアなのです。

ご愛用された農家さんから寄せられたのは「汗をかいた瞬間、涼しい!」「炎天下の作業で助かった〜」という声。その感動を全国の農家さんにも届けたい!と、農家さんの要望を取り入れた「農作業用フリーズテック(仮)」を新たに共同開発することになったのです!

*1「食料・農業・農村白書」平成28年度
*2 気象庁ホームページ「歴代全国ランキング」

さすが暑さ対策のプロ!?
農作業ウエアのアイデア続出!

ご協力いただくのは、20〜80代男女の農家さん12名。ねぎはもちろん、キュウリやピーマン、オクラ、ブロッコリーなどの野菜も栽培されています。夏に元気をチャージする野菜をいただけるのは、暑い日も懸命に働いてくれる農家さんのおかげなんですね!

そんな皆さんが<快適・安全>に農業に従事して頂けるよう、農家さんからのアンケートを元に、キャップ・長ボトムスなど様々なアイテムの試作品を用意。さっそくご要望やお悩みを伺いました!

「両手を使うから、額の汗を拭うのが大変」
「何度も着替えるから着脱しやすいのがいい」
「首がよく冷えるようにしてほしい!」
「汚れが目立たない色がいいね」
「帽子にツバはマスト。日除けはもちろん、葉っぱや枝が目に当たらないために必要」
「長袖・長ズボンはウエストや脇が暑い!」
「冷風ジャンバーとインナーの組み合わせが大切」etc.

その中から、農業の必須アイテム「冷感キャップ」の共同開発にチャレンジします!
額の汗のお悩み、帽子のツバの意外な役割など、農家さんならではの視点から貴重なアドバイスをたくさんいただきました。開発にしっかり生かさせていただきます!!

全国の農家さんを酷暑から救う
氷撃ウエア、ただいま開発中です

今回、参加してくださった農家さんからは、「若い世代が農業をやりたいと思えるように現場環境を変えたい」「農作業のしやすさNO.1にして深谷の農業を盛り上げたい」と、農業にかける思いにふれることができました。

夏の最盛期には、強い日差しが照りつける畑に立つこともあり、ビニールハウスは50度近い高温になることも! 冬の味覚に欠かせない深谷ねぎも、真夏の植えつけ作業が重要なのだそうです。皆さん、熱中症対策に人一倍気をつけながら、おいしい野菜をつくるために頑張っておられるのですね。

「日本の農業を応援するために、農家さんの暑さ問題を解決する氷撃ウエアをつくろう!」ヒートレスキュープロジェクトではその決意を新たにしました。

日本有数の“アツいまち”、深谷の農家さんの意見を生かした「農作業用フリーズテック」。深谷の農家さんはもちろん、農業などの肉体労働に従事される皆さんの“夏のレスキュー”となる氷撃ウエアを全力で開発中です。どうぞご期待ください!

2022 THEME

快適をまとう夏

2022年も夏の猛暑をCOOLINGしよう! ヒートレスキュープロジェクトでは、昨年に続き、スポーツ団体での暑さ対策調査、自治体との共同開発、睡眠快適化計画を通じて、ニッポンの暑い夏を「快適をまとう夏」に進化させます!

着るは、涼しい。

直射日光から肌を守り、汗の吸収・発散で体熱を冷ます
暑さの二大対策を担う「服の力」です。
吸汗・速乾性・通気性に優れたウエアは、着ることで“涼を呼び込む力”があります。